最大の特徴は琉球漆喰のもつ調湿効果です。
湿気の多い時には湿気を吸い込み、乾燥しているときには加湿してくれます。
まさに、湿気が多い沖縄にピッタリの建材です。
漆喰は高アルカリ性なので、ウイルスを不活性化させ、細菌や臭いの成分、カビなども同様の仕組みで細孔に閉じ込め、最後は殺してしまう効果があります。
つまり、漆喰を塗った部屋は、通常よりもバクテリアやウイルスを劇的に少なくできるのです。
漆喰は一般的に自然素材だと思われてますが、現在市場に出回っている漆喰の9割は化学接着剤が入ったものです。
厚生労働省の調べで、今や日本人の10人に1人がシックハウス症候群といわれています。
琉球漆喰はシックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を使用せず、カビやダニの発生を防ぐためシックハウス症候群の対策になります。
化学接着剤を入れない琉球漆喰は建設基準法での不燃材になります。(平成12年5月30日建設省告示第1400号、平成16年9月29日国土交通省告示1178号) 漆喰は古来より耐火目的でも使用されていました。 また、漆喰を塗ることでお部屋の防音効果もうまれます。
漆喰の歴史は古く、5000年前から使われていました。
琉球漆喰は1300年代から使われていたと言います。
沖縄では瓦の繋ぎ材として漆喰が使われていました。
しかし、弊社の実験により漆喰の特徴を調べたところ瓦の繋ぎ材よりも内装に向いている健材だということがわかりました。
生活環境を改善し、環境にも良く、無害な琉球漆喰の真価は屋根でなく、塗り壁でこそ発揮されるものと確信しています。
また、弊社独自の製法で琉球漆喰を進化させました。
従来、塗り壁で漆喰を使うと、3年ほどで漆喰特有の縮みや、ひび割れが出てきていましう問題がありました。
しかし、弊社独自の製法でこれを解決!
何年経っても一ミリも縮まない漆喰が出来ました。
天然素材でも脆くない、内装用の漆喰が弊社の売りです。
壁に漆喰を塗ることは、沖縄の伝統文化を守ることにも繋がります。
どんなに技術や材料が良くても、漆喰を使おうと思ってくれるお客様がいてこそ、伝統文化は守られていくのです。