内地に比べて塩害や直射日光が強いにもかかわらず、内地よりも防水工事をしている建物が少ない沖縄。
外壁塗装はされているのに、防水工事をしていない建物をよく見かけます。
外壁塗装は、汚れや多少の痛みなら特に生活に影響はありませんが、雨もりは生活に支障をきたすので、防水工事は工事の中でも特に重要な工事です。
いつもお客様からは、屋根の雨漏りがしてからお見積りのご連絡を頂きます。しかしながら、一度雨漏りしてしまうと防水工事だけでは直りません。
雨漏りするまでの過程で、中の鉄筋などが腐食し、建物に雨水も溜まってしまっているので、防水工事以前に、様々な補修工事が必要になってきます。酷い場合は、屋上から侵入した雨水が建物の壁まで入り込んでしまい建て壊しになったケースもあります。
対処が遅れれば遅れるほど、工事費用が高くなってしまうのが防水工事です。
屋根は早めの防水工事が賢い選択です。
価格表にメーカーの設計値段を載せておきました。この金額と比べて値段がかけ離れている場合はご注意ください。
「高すぎる」業者の多くは工事の受注だけして実際の工事は他の会社に依頼していることが多いです。中間手数料でお金がかかっているので高いのです。
守礼ホームでは全て自社施工ですので、適正な値段で工事をさせて頂きます。
「安すぎる」業者の多くはどこかで手抜きがされている可能性があります。
防水工事は問題が発生するまでに年数がかかるので、手を抜こうと思えばいくらでも抜けてしまう業界です。作業工程に抜けはないか、「安い理由」はなぜかは確認する必要があります!
種別 | メーカー設計価格 | 通常価格 |
---|---|---|
ウレタン断熱防水価格 | 1㎡ / ¥5,000 | 1㎡ / ¥4,500 |
通気脱気工法価格 | 1㎡ / ¥8,800 | 1㎡ / ¥7,550 |
※コンクリートのひび割れ補修下地調整は別途予算となります。
※雨漏り止水工事等、約5万円程度から可能な場合がありますので雨漏りでお困りの方は一度ご相談下さい。
防水工事の洗浄作業をすることで、屋根を洗って汚れや苔などを落とします。
この後に塗る防水塗料が屋根にくっつきやすくすることにも繋がります。
必要に応じてサンダーなどで凸を削り、左官で凹を埋めなだらかにします。
凹凸があるまま防水塗装してしまうと、水がうまく逃げれずに水溜まりになってしまったり、上を歩いた時に防水層が裂けてしまうこともあります。
整えた下地にプライマーを塗ることで防水塗料が下地に吸収されるのを防ぎ、接着性を高めます。
防水工事の寿命を大きく左右する重要な工程です。
1層目はローラーで塗り、2層目はコテで厚く塗る。厚く塗ることで、防水工事による防水効果を大幅に安定させます。
※ローラーで2層目のウレタン樹脂を塗る業者をよく見るが、コテで塗らないと規定の厚みが出ない。
防水工事の最後は、トップコートを塗ってウレタン樹脂を沖縄の強烈な紫外線などから保護します。
守礼ホームでは工事が完了してからが本当のお付き合いと考えております。
塗膜の剥がれや浮きに関して3年~5年の保証をおつけしております。
また、毎年一回の定期メンテナンスも行っております。
防水工事の施工期間については目安として考えていただきたいのですが、一般的な戸建ての家であれば、大体5日から10日程度で防水工事が完了します。
しかし、防水工事の施工期間は屋根の大きさなどによっても変わってくるのと、防水塗料を塗る作業は雨の日に行うことができません。そのため、気候や天候などによって防水工事の施工期間が多少ずれる事があります。そういう理由から、防水工事については具体的な日数をはっきりと伝える事はできないんです。
そういった部分も踏まえた目安として、屋根の防水工事を行なうときは、5日から10日程度というイメージで見ていただければ大丈夫です。
沖縄県で、防水工事をする際には圧倒的にウレタン防水がオススメです。
防水工事の中には様々な工法がありますが、ウレタン防水は防水工事の中では安価なうえに、古い防水層の上からも重ねて塗ることもできるなど利点が多く、沖縄においては最も多い防水工事です。
防水工事の中でも気をつけないといけないのは、シート防水です。塩害や紫外線の強い沖縄でシート防水をすると、シートの繋ぎ目が開き水が侵入してしまいます。
とにかく防水工事といっても種類がたくさんありますが、沖縄では迷ったら安定感のあるウレタン防水工事をオススメします。
屋根材の素材がセメント素材であるため、表面の塗料が台風や塩害、直射日光などによって劣化してしまうと、塗料の撥水性がなくなり、雨が降った時に屋根材が水を吸い込んでしまいます。
特にカラーベストなどの薄型の屋根材は厚さが1cmもないので、防水工事されていないと水を吸い込んでしまい、やがて屋根に染み込んできてしまいます。
通常のこういった屋根では、防水工事とまではいきませんが、屋根材の下には雨漏りを防ぐルーフィングと呼ばれる防水効果のあるシートが貼ってあります。
しかしこれは、屋根材を固定する際に釘を使用していますので、釘はルーフィングをやぶいて貫通しています。
そのため、屋根材から水が染み込んでルーフィングの釘穴を伝ってしまうと、結局雨漏りが発生することがあります。なので、長期的に見た際に雨漏りを防ぐためにも、屋根材への防水工事として塗り替え工事は"必ず”必要な工事になります。
スレート、カラーベスト、コロニアルなどの屋根材は塗り替え時期を過ぎてしまうと、撥水効果を失い、屋根材に雨水が染み込み、屋根材に「反り」が出てきます。
「反り」は、水を含んだ屋根材が日光により急速に乾燥することで、膨張と収縮を繰り返すことによって生じる現象です。
また、屋根材が薄い故に「反り」が生じる過程で「割れ」てしまうことも多々あります。
「反り」や「割れ」が多いと水の侵入が増え、台風の時に飛ばされやすくなるだけでなく、最悪の場合は屋根自体を葺き替えしないと直せなくなります。
そうなれば、もちろん大変大掛かりな工事になり、工事費用も高額になってしまいます。これは本当の話です。
だからこそ、屋根材には定期的な塗料の塗り替えが必要なのです。
「うちの屋根は防水工事できる屋根なのかな?」と疑問に思われた方は、気軽に弊社へお電話ください!弊社スタッフが丁寧にお答えします!
現在、メンテナンスのいらない屋根材というものは発明されていないため、どのような屋根であってもメンテナンスは必要です。防水工事も同じです。
今は雨漏りしていないからと放置してしまうと、取り返しのつかない自体になります。
雨漏りは、生活している部屋まで進行したときに気付く方がほとんどですが、実際には屋根に水が侵入してくる時点で対応しないといけません。
防水工事をせずに雨風にされるがままにしてしまうと、木部があれば腐食や白蟻の発生原因にもなりますし、鉄があれば錆びによる膨張で不具合が出てきます。
発見が遅れるほど修理費用は増えてしまうので、早めの発見、早めのメンテナンス(防水工事)が一番賢い選択です。
まずは、プロに点検をお願いしてください。
必ず応えてみせます。
カラーベストのタイプの屋根の場合、塗り替え工事の工程はこのような流れになっています。
種別 | メーカー設計価格 | 通常価格 |
---|---|---|
ウレタン断熱防水価格 | 1㎡ / ¥5,000 | 1㎡ / ¥4,500 |
通気脱気工法価格 | 1㎡ / ¥8,800 | 1㎡ / ¥7,550 |
※コンクリートのひび割れ補修下地調整は別途予算となります。
※雨漏り止水工事等、約5万円程度から可能な場合がありますので雨漏りでお困りの方は一度ご相談下さい。
守礼ホームでは工事が完了してからが本当のお付き合いと考えております。
塗膜の剥がれや浮きに関して3年~5年の保証をおつけしております。
また、毎年一回の定期メンテナンスも行っております。
養生を行います。
洗浄を行います。
シーラーを行います。
タスペーサーを行います。
中塗りを行います。
上塗りを行います。
最後に乾いたら終了です。
特に沖縄では、工程の中にある「タスペーサー(雨の逃げ道を作る作業)」をやっていない業者がほとんどで、これをやらないと、屋根材に水が溜まり、遅かれ早かれほぼ確実に雨漏りしてしまいます。
本来、雨水をはじく防水効果を高める意味合いもある塗り替え工事ですが、タスペーサーを無視してしまったが故に、「屋根の塗り替え工事をしてもらってから雨漏りするようになった」と言う事になってしまいます。
こういった悩みを抱えたお客様からの連絡が意外と多いんです。
雨漏りの原因には「直接的な原因」と「間接的な原因」の2つがあります。
雨漏りと言えば、建物を建てる際の建築材料に隙間ができてしまい、そこから雨が侵入して雨漏りをする。
と言うイメージが強いと思います。
もちろん基本的な雨漏りの原理はそうなのですが、細かく見ていくと直接的な雨漏りの原因と間接的な雨漏りの原因があります。
まずは、この2つについて簡単にご紹介していきたいと思います。
こういった間接的な原因により、直接的な原因のところで紹介したような症状が発生してしまい、雨漏りにつながるケースがあります。
少し小難しい話になってしまいましたが、雨漏りの原因は様々あり、また雨漏りが発生した際原因が1つや2つでない場合も珍しくありません。
それらを的確に突き止めるためには専門的な知識や道具などが必要となってくる場合が多く、経験のあるプロの業者であっても100%の特定が困難な場合もあるほどなのです。
弊社はお墓の防水塗装もさせていただいています。
先日、築40年のお墓の屋根を工事させていただいた際に、作業工程でお墓を開ける必要があったため開けてみると、、、
なんと、お墓の天井が崩れてしまっていました。
コンクリートが落下した天井
散乱したお骨と瓦礫
沖縄のお墓の場合、住宅の屋根と仕組みは同じです。
防水されていないセメント素材のお墓の場合、雨が降るとセメントが雨を吸い込む内部の鉄筋が膨張セメントが爆裂し、下に押し出されて天井が崩れるという感じです。
沖縄は特に、ご先祖様を大切にする習慣が今でも強くありますが、そんな沖縄でもこのような状態になってしまっているのが多いのが実状です。
ちなみに、これは以前とある社長さんから聞いた話なのですが、「借金」という字を分解すると、“昔の人・お金”と分けることが出来ます。
つまり、「昔の人」である“先祖”とお金は、我々には見えない形で密接な関係があり、先祖が粗末になっていると、結果として借金をさせられる。
という不思議な法則がこの世の中にはあるそうです。
借金させられるなら先祖を大切にしましょう。というのもまた違うとは思いますが、借金どうこう以前に、今の幸せや自分・家族があるのはご先祖様のおかげですので、知らずのうちに粗末にならないように一度お墓を開けてみてみるのも大事かもしれませんね。